リーマンショックから始まる金融危機

 

2008年9月リーマン・ブラザーズが破綻し負債総額6130億ドル(約65兆円)という壮絶な破綻劇から始まりました。

サブプライムローンは低所得者向け、いわゆる信用度が低い人向けに作られたローン商品の事を言います。一般的な他のローンと比べて債務履行の信頼度が低めであるので、利率が高く設定されます。

もし返還が滞っても、住宅の価値は上がっているから住宅を売れば住宅価格の上昇は続いているので投じた資金は回収できると思われていたため、この時債務履行率が低く、本来であれば格付けも低くなるはずなのですが格付け会社が他の証券と組み合わされていることで信用できると判断したのか投資に値する級を与えておりこのローン債券は証券化されて、世界各国の投資家に販売されました。

この後この証券は別の金融商品と組み合わせて、問題を抱えたまま世界中に金融商品として世界に売られてしまいました。

住宅価格の上昇がこの証券の前提であったために07年頃からの住宅価格下落から返済の遅滞率が上がり住宅バブルの崩壊へと向かいました。

このサブプライムが組み込まれた金融商品は軒並み投げ売られ世界中で大幅な信用収縮が起きました。

財務基盤が盤石であったはずのリーマンブラザーズはこのサブプライム問題によって大幅な損失が出てしまい赤字決算となることを発表この発表直後に株価は4ドルにまで下がり最終的に破綻し、この破綻がその後の世界的金融危機に発展していきます。

恐怖指数というS&P500を対象とするオプション取引のボラティリティ(資産価値の変動を変動の激しさを表すパラメータ)を元に算出公表している数値があり通常は10~20程度を推移しますが、リーマン・ショック自体では42、その後の金融危機では89.53という数字を叩き出しいかに市場が混乱し先行きに不透明感を持っていたかがよくわかる数字となっています。

リーマン・ショックを発端とする金融危機、その損失総額は全世界で約2京円とも言われています。ところどころ日本のバブルに似た箇所が存在するので調べてみるのも面白いのではないでしょうか。

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